タイルの町多治見市笠原町のモザイクタイルミュージアム

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2014.11.26

モザプリのまちデコ

モザプリのまちデコ

眠っているタイルを、笠原のまちに生かそう!

そんな思いから、2013年8月頃、タイル産業に関係する女性たち、加藤由貴子さんと各務典子さんが、友人、知人に声をかけて集まった「モザイクプリンセス」。武藤瞳都さんを代表として活動を始め、笠原町内のごみステーションに着目しました。メンバーにお話をお聞きしました。

地元のメーカーが作る現在のタイルの魅力を伝えようと、各社にお願いして素敵なタイルを提供していただきました。加えて浪漫館に保管されてきたタイルの中から使えるものを選んで、デザインを考え、みんなで並べてシートに加工、プロの左官屋さんに手伝ってもらいながら、ごみステーションに貼りつけます。「普通の主婦がやっているというのがいいでしょ?」と、加藤さん。材料の調達から、ステーションの管轄をしている区の了解をとって、施工の依頼をする作業まで自分たちで実践しています。「普通は良いイメージがないようなごみステーションが、タイルによってきれいに生まれ変わると、その周辺に住む人たちも喜んでくれる。そういう喜びが形になって残っていき、まちの中につながっていくことがうれしい。それに、こういう、足元のちょっとしたことから始めて、タイルの面白さを伝えていくことが、大事だと思うんです。モザイクタイルミュージアムの活動も一緒で、大げさかもしれないけど、いつか町の産業の発展につながるんじゃないかと思います。
昔は女性が仕事をしていた身近な空間、台所とかお風呂場とかに、いつもきれいに貼られたモザイクタイルがあったでしょ。仕事で外壁とか販売用のパネルとかを見ていたときには、正直、あまり興味を持つことがなかったけど、この活動を始めたらけっこうハマってきちゃった。色々苦労もあったけど、最近、チームを分けてそれぞれに違うデザインを考えるようにしたら、個々の責任感も芽生えてきて、みんなもだんだん熱心になってきた。少しずつ輪が広がってきたと思います。

モザプリのまちデコ(2)

こんなごみステーションがあったら、きれいに使いたくなる、だからまちがきれいになる、そしてタイルの楽しさが伝わり、まちも元気になる、そんな好循環が生まれつつあります。夏と冬には準備作業、春と秋に施工、というスケジュールが定例になってきました。笠原のまち中に、少しずつタイルの彩りを増やしてくださっています。

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