
タイルの町多治見市笠原町のモザイクタイルミュージアム
会 期 | 2016年4月19日(火)~25日(月) |
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会 場 | 恵文社一乗寺店 / ギャラリーアンフェール http:// Tel 075-711-5919 |
展示時間 | 10:00 – 21:00(最終日のみ 10:00 – 18:00) |
・スライド&トーク…林宏樹+加藤郁美
「銭湯タイル、散歩タイル。」
4月23日(土)18:30開場/
恵文社一乗寺店イベントスペース・
料金¥1,000+ワンドリンク
「昭和レトロタイル/本と博物館の予告編」展、第4弾のお知らせです。全国的な人気をもつカリスマ書展、京都・恵文社一乗寺店様のギャラリー・アンフェールで開催されます。
古都京都がじつは日本でいちばんたくさんのレトロタイルを観られる町であることをご存知でしょうか? 銭湯のモザイクタイルアート壁画はもとより、町屋の外壁にもたくさんのモザイクタイルが使われています。見事なモザイクタイル画で知られる柳湯様で、「なぜ京都にはこんなにタイルが?」と伺うと、「なんといっても京都は新し好きだから」とのお答えが返ってきたとか。意表をつかれるやら納得するやら。日頃からタイルと親しんでいる京都のみなさまに、生産地・多治見市笠原町のタイルの数々をご覧いただけますこと、とっても楽しみです。
また、笠原町の美濃焼きモザイクタイルの創製者・山内逸三は、大正13年春、15歳でひとり京都に旅立ち、国立陶磁器試験所で近代窯業を学び、京都の宇野製陶所や京都帝国大学工学部建築科の人びととの交流のなかで研究を深めてゆきました。美濃焼モザイクタイルは、この山内逸三の京都体験なしには生まれなかったと言えます。山内逸三の青春の地、京都での笠原タイル展、二重にうれしい展示となりました。